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OJT体験レポート

国際見本市「インテリア ライフスタイル」での商談通訳OJT

東京から世界へ向けてライフスタイルを提案する国際見本市『インテリア ライフスタイル』
(主催:メサゴ・メッセフランクフルト株式会社)が2013年6月5日(水)~7(金)の3日間、東京にて開催されました。
第23回となる今回は過去最高の705社(海外:232社)が出展、3日間で25,456名が来場。
ISSインスティテュート受講生は、海外出展者ブースでの商談通訳を担当しました。

ご自身の簡単なプロフィールと英語学習歴を教えていただけますか

小学校6年間を米国で過ごしたため、英語の基礎が身に付きました。大学卒業後は、新聞社、日本語教師、外資系投資顧問会社勤務と、英語を使わない仕事も、英語しか使わない仕事も経験。そんな中、2007年に趣味で始めてはまっていったヨガの指導者養成講座の通訳を務める機会を得ました。以来、ヨガやピラティスの通訳をフリーでしていますが、しっかりと訓練を受けて通訳としての仕事の幅を広げたいと思い、2012年秋学期からISSインスティテュートで勉強を始めています。

今回はどのような仕事を担当されましたか

ポルトガルのキッチン用品メーカーのブースで、出展者と来場者間の通訳をしました。「商談」に至ることは残念ながらありませんでしたが、ブースで商品紹介の通訳をしたり、最終日には出展者が展示会の他のブースへ飛び込み営業をしに行ったので、同伴して通訳をしました。

事前準備はどのように行いましたか

出展者のウェブサイトから商品カタログをダウンロードし、勉強しました。また、今まで仕事をしてきた中で商談というものに立ち会ったことがなかったので、商談対策としては、異業種ながら似たような展示会に毎年出展している友人に連絡を取り、商談の流れや押さえておくべき用語などを教えてもらいました。

ISSの授業で勉強したことはどのように役立ちましたか

授業で勉強した内容やテクニックを生かすほどの通訳をする場面はなかったかもしれません。しかし、授業中に先生が話してくださったことは、確実に役に立ったと思います。通訳が仕事の準備としていかにリサーチを細かくするか、という話などです。それらを思い出しながら、出来る限りの事前準備をするようにしました。そのため、初めての展示会通訳で緊張しながらも、「準備をしたから大丈夫!」と自分に言い聞かせながら、比較的落ち着いて臨むことができたように思います。

今回のOJTで面白かったこと、勉強になったことがございましたら教えてください

ブースへの来場者が少ない時に、私が担当した出展者や隣近所のポルトガル人出展者の方々とお話しできたのが楽しかったです。また、来場者が「ここ、何の会社なんだろう…」とつぶやきながらブース前を通り過ぎたので、そのことを出展者に伝え、もっと会社の特色が出て日本では珍しいキッチン用品に目が行くような陳列方法を私なりに考え、出展者に提案し、採用してもらったのも面白かったです。ISSインスティテュートの他クラスで勉強している方々のお話を聞かせて貰えたのも、良かったです。

今回のOJTを通して、全体的な感想をお聞かせください

初めての展示会通訳ということで緊張しましたが、結果的にはとても楽しく興味深い経験となりました。出展者が陽気でおおらかなポルトガルの方だったことにも、だいぶ助けられたと思います。最後に出展者に「ありがとう。助かったよ」と言っていただけたことが嬉しく「これからも頑張ろう!」という気持ちになりました。

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