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OJT体験レポート

映像字幕翻訳に関連するOJT

今回の業務は、ある企業が提供するサービスについて紹介する動画のスクリプト(台本)の翻訳でした。
受講生のみなさんがスクリプトを翻訳し、その訳文を映像字幕翻訳クラス講師の佐久間公美子先生が監修、そして字幕化しました。
現在、このようなセールスプロモーションに関連する字幕翻訳業務が増加傾向にあります。

ご自身の簡単なプロフィールと英語学習歴を教えていただけますか

通っていた学校が英語教育に熱心だったので、小学校2年から英語の授業がありました。 子どもなので、英語の歌を歌ったり、英語劇をしたりで、多少の文法は教えられてもほとんど記憶に残りません。英文科出身でもなく、海外生活の経験もありません。でもなぜか英語(というか語学)は好きだったので、時間があると本などを買って勉強していました。だから、通訳者や翻訳者を目指してISSに通う皆さんに比べて、自分がそんなに英語ができるとは思っていません。翻訳の勉強を始めたのは、日本語に興味を持つようになったからです。

今回のOJTにあたり、事前準備はどのように行いましたか

お話があってから、すぐに素材が送られてくるので“事前準備”と言うほどの時間はありません。自分のスケジュールを調整することくらいでしょうか。自分の健康は何より大事なので、食事と睡眠の時間はある程度確保できるように、とりあえず計画します。その通りにならないこともありますが…

今回のOJTで苦労したことがございましたら教えていただけますか

苦労と言うより、一番心配なのは、決められた時間までに作業を終えられるかということです。授業でやっている何倍もの量を、はるかに少ない時間で仕上げる必要があるので、できるかどうか心配で、いつもドキドキしながらやっています。

今回のOJTで良かったこと(「やりがい」や「面白さ」など)、「勉強になった」点を教えてください

もともと翻訳が好きなので、どんなに大変でも私には“面白い”です。できるかどうか心配で、とても怖いのですが、同時にワクワクします。実際に納品される作品に関わることは、より不安で、より辛いこともありますが、より楽しく、やりがいがあり、達成感もあります。目の前にあることに真剣に取り組むことは、自分のすべてにプラスになると常に思っています。自分が前へ進めたという感触はありますが、具体的に何なのかは正直分かりません。逆に失敗した点は分かりやすいので、なぜ失敗したかを自分なりに分析して覚えておくようにします。

今回のOJTを通して訓練とは異なる、新たな発見や気づきはありましたか

責任感を感じ、すごい集中力で臨むので、普段使っていない脳の領域を使っている感覚があり、普段以上の力が出せる気がします。自分の能力より少し上かな、と思うことを思いきってやることで、自信がつくということもあると思います。

今回のOJTを通して、全体的な感想をお聞かせください

まだまだ未熟な私にこのような機会を与えてくださったことに感謝しています。役に立つどころか、直すところがたくさんあり、ご迷惑をおかけしているだけだと、いつも思っています。佐久間先生には、先生の手を煩わせているだけだと思うのに、いつもやさしい言葉をかけていただき、恐縮しています。また、先輩の方たちも、皆さんやさしくて、本当に感謝しています。

今後の目標や抱負をお聞かせください

とにかく生涯、勉強して前へ進んでいきたい。授業の課題もOJTも、課題のないときも、すべての時間を有効に、大切に、過ごしたいと思います。これで終わりということがないように、常に上を目指したい。正確で良い訳が書けるようになりたいですね。正確で良い訳とは何か、も含めて勉強あるのみだと思っています。

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