OJT体験レポート
国際ビジネスフォーラムの運営に参加して
ご自身の簡単なプロフィールと英語学習歴を教えていただけますか。
大学卒業後、自動車メーカーに就職し、約4年間開発職に従事しました。その後、通訳を志しその会社を退職しました。現在は、別の自動車メーカーで派遣社員として英文事務・簡単な通訳・翻訳業務を担当しています。2007年度よりISSインスティテュート通訳コースにて本格的に英語学習を開始しました。
今回は具体的にどんな仕事を担当されましたか。
午前中は受付でお客様(日本人・外国人)から参加証を受け取り、書類をお渡ししました。午後は中東各国の日本企業向け商談コーナーの受付および、企業向けアンケートを配布し商談後回収しました。その他にセミナー会場の運営や案内なども致しました。
今回のOJTで苦労したことがございましたら教えていただけますか。
自分の担当業務以外のことを講師や出展者から直接依頼されることがあり、突然すぎて何のことか想像できず、何度か確認しないと理解できないこともありました。お手洗いの場所を聞かれたとき、会場が多少複雑だったため説明に苦労しました。
今回のOJTで良かったこと。勉強になったことがございましたら教えていただけますか。
通訳とは直接関係ありませんが、中東諸国の方々とお話しができ、一般常識としての中東の経済情勢、地理などについて知ることができました。人と接する仕事は、やはり楽しく遣り甲斐があるものだと再認識しました。人と人のコミュニケーションの手助けをする通訳になりたいという気持ちをさらに強く持ちました。また、プレゼン会場では、逐次、同時通訳を聞くことができ、通訳学習へのモチベーションがさらに上がりました。
語学力、通訳力アップ、または維持のため、日頃どんなことを心掛けているか、教えていただけますか。
ISSインスティテュートの学期中は復習・予習およびディクテーション、翻訳などの宿題を必ず行っております。美しい日本語を話す習慣をつけるために、NHKニュースなどをシャドーイングしたり、新聞や雑誌の文章を音読します。世界情勢や経済などの情報を得るために、日経と英字新聞を毎日読むよう心掛けております。仕事でもプライベートでもTVの中でも、人が話している文章の意図を汲み取るよう努めております。
最後に今後の目標についてお聞かせいただけますか。
通訳案内士の試験に合格し、当面は通訳ガイドとして活動し、英語の運用能力を高めたいと思います。大学時代に習得したドイツ語とイタリア語の通訳ガイドにもチャレンジしてみたいです。将来は、どちらかというと会議より、スポーツや平和活動など「ハートを伝える・ココロを動かす」通訳者として活躍したいです。
橋本さん、貴重なお話をどうもありがとうございました。
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