L.O さん
「ビジネス英訳・本科」クラス修了
【プロフィール】
「英語を喋れる人」を超えて「言語職のプロフェッショナル」になるためには、それに特化したトレーニングの受講が必須だと考えました。これを念頭に置いて自分のプロとしてのキャリアを具体的に考えた際、ISSインスティテュートはコース修了後の進路の一つとしてグループ会社の(株)翻訳センターで稼働するチャンスを得られることが一番の魅力でした。卒業生をエージェントへ登用する制度は他社でも見かけますが、案件の多様性やネームバリューの観点から、業界屈指の翻訳エージェントで翻訳者としてのキャリアを構築するチャンスを得ることができるのは大きなメリットだと思います。また、授業では現役の翻訳者でもある講師の方々が、実際に業務で使用された文書を、授業での利用の許可を得た上で教材として使用してくださいます。訳出にあたって留意すべき背景情報を提示して頂けるなど、授業を超えた先にある実案件や業務を意識した条件下での訳出を体感的に学習できる点もプロをめざすうえで効果的なトレーニングになると思います。
英日、日英双方のチェッカーとして半年ほど稼働した後、(株)翻訳センター東京オフィスでのオンサイト業務を経て、現在はフリーランス翻訳者として従事しています。
繁忙期のある日、分量と納期のバランス面でとてもタイトな案件をお引き受けしました。納品した後、クライアントからのポジティブなフィードバックやエージェントの皆様からの感謝のお言葉を頂戴する機会がありました。これによりまた頑張ろうという思いが強くなり、非常に強く印象に残っています。
プロとして稼働されている翻訳者でもある講師の方々の訳文に直接ふれられたこと。自分の訳出との差を実感できること。クライアントから「業務」として請け負うことの厳しさを体験できること。課題に加えて、講師の方々の実体験に基づくお話を伺うなかでこの3点が強く印象に残っています。現場に出てからはPCに表示される原稿や訳文の先にクライアントやエージェントが存在することを意識して自分を律すること、プロとして仕事をする責任を果たすための心構えが必要だと思います。
用途や読者を考慮して訳出スタイルの幅を広げ、プロフェッショナルとして自分にとってのベストな翻訳ではなく、クライアントにとってのベストな翻訳をしたいと考えています。その結果としてポジティブなフィードバックや感謝のお言葉を頂戴できるよう、努力していきたいと思っています。
講師の方々や課題の質はもちろん、スクールのサポート体制など、プロをめざすうえでの学習環境としてISSインスティテュートはとてもレベルが高いと思います。そこから得られるものを最大限に活かせるよう、ご自身で積極的にトライしてみてください。応援しています。
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