M.Kさん
総合翻訳・基礎科
【プロフィール】
他社の通信教育を受講したことがありますが、やはり先生に直接ご指導いただけるわけではないため、質問事項を解決するのが、なかなか難しく感じました。ISSインスティテュートでは、現役の翻訳者である講師の方にオンラインで直接ご指導していただけること、基礎科クラスでは、日英、英日を両方扱いながら、内容も実践的で学べることが多いと感じました。
直近の経済記事から、エッセイ、プレゼン資料、ユーザーマニュアルなど、非常に実践的で多岐にわたる内容を扱っています。課題に取り組む中で難しかった点を各受講者が課題提出時にあげて、そこに的を絞りながら講義していただけます。ほかの方の質問も理解を深めるために、とても助けになっています。また、課題に対し、「機械翻訳ではできない翻訳とは、こういうものだ!」という先生の訳例も示していただけます。
受講前に受けたレベルチェックテストで「逐次訳にすぎる」とご指摘頂いたのですが、あまりピンと来ていませんでした。基礎科クラスを受講し、「著者の意図を掴む」ためには、逐次訳では足りないのだと学んでいます。
ISSインスティテュートを選んだ理由に、人材派遣部門があることやキャリアカウンセリングなど、キャリアをサポートする体制が整っていることもありました。実際にISSの人材派遣サービスに登録させていただきましたが、私のキャリア全体を考えてくださる視点や、登録のための試験もレベルが高く、他の派遣会社と一線を画しているなと感じています。キャリアカウンセリングも是非受けさせていただきたいと思っています。
翻訳者として20年以上のキャリアをお持ちの先生ですが、「ただ20年やっているだけでは意味がない。そこでどう向上させ続けているかが大事です」とお話しされました。そして、ご自身の勉強方法や、実際の勉強過程が示されているノート、エクセル資料を惜しみなく見せてくださいました。真っ黒になるほどのノートを拝見して、ここまでのご努力をされ続けているから、AIの台頭も怖くないフリーランスの翻訳者でいられるのだと、心に深く残りました。
得意だと思っていたものが、それを仕事にしようとすると全く歯が立たないことを痛感しています。ただ、誤訳をなくし著者が本当に言いたいことに少しでも近づけるように、努力し続けたいと思いますし、その面白さを感じています。できたら、フリーランスとして仕事が取れるレベルにたどりつきたいと思っています。
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