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受講生・卒業生の声

  • 箕輪 忍さん

    箕輪 忍さん NEW

    「同時通訳科」クラス修了

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通訳(=伝える仕事)は非常に尊い職業だと思います。相手を理解し、言葉と言葉の裏にある意味を伝えることは、人生を豊かにしてくれると思います。ぜひ、楽しんで学習を続けてください。

【プロフィール】

「明治学院大学国際学部を卒業後、クイーンズランド大学で英日通訳・翻訳の修士号を取得。帰国後は物流会社や自動車シートメーカーで勤務し、現在は建材・住宅設備メーカーで社内通訳者として勤務。ISSインスティテュートでは「本科2」から通訳訓練を開始し、卒業後は同校の英語通訳者養成コースの講師を務める。

通訳・翻訳訓練を始めたきっかけ、ISSインスティテュートを選んだ理由をお聞かせください。

業務の一環として通訳をする機会が何度かあり、いつかは通訳専任のポジションをめざしたいと思い、通訳学校に通うことを決めました。当時は通学スタイルが主流で、通訳学校の多くが都内に拠点を構える中、ISSインスティテュートには横浜校があったこと、また講師の中にクイーンズランド大学の卒業生がいらしたことが、大きな決め手でした。

初めての通訳・翻訳のお仕事から現在のお仕事に至るまでの経緯、お仕事でのエピソード等をお聞かせください。

通訳専任として初めてのお仕事が、現在の職場でもあります。ご縁があり、同じ会社でお世話になり、今年で10年目を迎えます。ISSで少しずつスキルを身に付け、部門付きの通訳から始まり、現在では執行役会や取締役会など、全社レベルの会議で通訳を担当する機会も頂いています。長く務めることで得られるメリットの一つとして、通訳を担当した会議の内容が形となり、施策が実行され、それによって自分や周囲の働く環境が変わっていく様子を自分の目で見届けられるという点があります。

ISSインスティテュートで学んだどのようなことがお仕事に役立っていますか?また、授業と現場とではどのようなことが違いましたか?

ISSの授業で扱う教材は、常に時流を捉え、社会で注目されている課題や企業運営に影響を与えている問題をテーマにしています。また、ビジネスシーンで使われる言葉の変遷やトレンドも反映されています。現役で通訳をされている講師から現場で役立つ技術を教えていただけたため、大きな不安なく仕事を続けることができています。ただ、やはり授業とは異なり、現場ではやり直しがききません。また、信頼が何よりも重要であるため、通訳が上手いだけでは通用しないということを実感しました。

今後の目標をお聞かせください。

企業活動において欠かせない存在となれるよう、語学力だけでなくビジネススキルも磨き、正確な解釈ができる通訳者をめざしています。また、講師としても、自身の現場経験を生かしながら、即座の判断力と対応力に優れ、機械にはできない訳出を提供できる通訳者を育てていきたいと思っています。

これから通訳訓練を始めようとお考えの方、訓練中の方にメッセージをお願いします。

通訳(=伝える仕事)は非常に尊い職業だと思います。人が生きていく上で大切なコミュニケーションを支えることで充実感を得られるだけでなく、自分一人では経験できない世界を、仕事を通じて体験することができます。相手を理解し、言葉と言葉の裏にある意味を伝えることは、人生を豊かにしてくれると思います。ぜひ、楽しんで学習を続けてください。

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