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受講生・卒業生の声

  • 川井 亜矢子さん

    「同時通訳科」クラス修了

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なんらかの事情で休むことがあっても、決してやめないという気持ちが大切だと信じています。勉強したことや様々な経験が、どんどんとつながり、力になっていくと思いますので、一緒に一歩一歩、進んでいきましょう!

【プロフィール】

現在のレギュラーコース「本科2」クラスから受講を開始し、2015年秋期に「同時通訳科」を修了。
フリーランス通訳者として稼働中。

通訳・翻訳訓練を始めたきっかけ、ISSインスティテュートを選んだ理由をお聞かせください。

会社員時代に経験もなしに通訳をすることがあったのですが、英語を話すのと、通訳するのとでは、まったく違うということに気づきました。また、プロの通訳者のパフォーマンスを目の当たりにする機会もあったのですが、私の通訳とは明らかに何かが違いました。それがきっかけで通訳に興味をもち、訓練を受けようと思いました。当時は仕事で平日が忙しかったため、土曜日に集中して学べるISSに入学しました。

初めての通訳・翻訳のお仕事から現在のお仕事に至るまでの経緯、お仕事でのエピソード等をお聞かせください。

最初は、テーマパークの建設プロジェクトや通信事業会社のインハウス通訳者を経験しました。その後、出産のために数年休業しましたが、復帰後はフリーランス通訳者として、主に飲料メーカーなどで仕事をしています。仕事のエピソードはたくさんありますが、とにかく何が起こるかわからないのが現場です。例えば、事前に原稿が出ていて、その通りに話すと言われていても、違うことはよくあります。原稿を読むつもりでステージにあがったが、メガネを忘れてしまって見えなかったので自由に話した、と言われたこともあります。だからこそ、どういう状況でも、動揺せずにベストを尽くすことを心掛けるようにしています。

ISSインスティテュートで学んだどのようなことがお仕事に役立っていますか?また、授業と現場とではどのようなことが違いましたか?

ISSインスティテュートでは、幅広い分野がカバーされ、通訳者として必要な知識もつきます。また、先生方から厳しいコメントやアドバイスを頂けたことで、多くのことに気づくことができました。現場では、そこまで親身になって評価してくださる方はなかなかいません。授業と現場との違いは、あまりないように思います。授業の方が、失敗した時のダメージが少ない、ということぐらいでしょうか。

今後の目標をお聞かせください。

言葉をそのまま直訳するのであれば、機械でもできます。通訳者だからこそ出来ること、つまり、意味やニュアンスまでをも汲み取って、一番適切で自然な表現を選んで訳せるようになりたいです。

これから通訳・翻訳訓練を始めようとお考えの方、訓練中の方にメッセージをお願いします。

終わりのない訓練ですが、だからこそ、やりがいがあるのだと思います。長い道のりなので、フルスピードでずっと進むのは大変かもしれません。私も休業期間がありましたが、なんらかの事情で休むことがあっても、決してやめないという気持ちが大切だと信じています。勉強したことや様々な経験が、どんどんとつながり、力になっていくと思いますので、一緒に一歩一歩、進んでいきましょう!

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