2016年12月開講集中コース募集START!お申し込み好評受付中!
 HOME > 曽根先生の通訳学習相談室 > Question-14
曽根先生の通訳学習相談室


バックナンバーはこちら


曽根先生の通訳学習相談室

プロフィールはこちら

曽根先生の通訳学習相談室 バックナンバーはこちら



Question フランス人の上司の秘書の仕事の1つとして、日本語で行われる会議を英語に通訳する機会があります。しかし、専門用語が多く、仕事(会議)の内容に関して日本語でも意味が分からない時がたくさんあります。どうしたら一日も早く、ちゃんと通訳できるようになりますでしょうか?
(英語通訳コース入門科受講生)



Answer 日→英の通訳スキルに関する質問ですが、この方は「日本語の理解」そのものを問題と感じていらっしゃいます。「日→英」ができない、という悩みをもたれる方の中には、この「日本語理解」の問題に直面する方が結構います。日→英に関しては、多くの方が、「自分は英語のスピーキングが上手くないので、日→英ができない」と言います。ところが、必ずしもそうではありません。通訳のプロセスで言うと、日→英の場合、「日本語を聞く=インプット」→「メッセージを理解する=アナリシス」→「英語で訳出する=アウトプット」となるのですが、多くの方が、実はインプット+アナリシスの部分ができないために日→英ができないという問題点を抱えているのです。

この方の質問は「どうしたら一日も早くちゃんと通訳できるようになりますでしょうか」というもので、やや漠然としていますが、日→英の通訳訓練で「日本語でも意味が分からない時がたくさんある」という思いをしたことのある方も結構いるのではないでしょうか?簡単な内容の日本語や自分の身近な分野の通訳であれば、ある程度は出来るが、複雑な、または曖昧な日本語になると対応できなくなる、駄目だ、というのでは通訳として通用しません。したがって、日→英の通訳に際して、日本語の理解能力を高めるためには、様々な分野の日本語を、英語に訳す訓練を必ずして下さい。

英→日については、音声教材がありますから、日常的な訓練がしやすいのですが、日→英のものは、適切な教材をさがすのが大変です。でも、市販されている英語学習本で英語のスクリプトと日本語訳のついているものを使って、まず、日本語訳から英訳へと訳してみるということを試みたり、新聞の社説の日本語を英語へと訳して、英語版の社説とくらべるなど、日本語から英語への訳出作業を大量にこなして下さい。日本語をただ読んでいるだけでは、日本語の文字を追っているにすぎず、日本語のないよう理解力をアップすることはできません。それを、英語に訳そうと思ったとき、初めてその内容を理解する事の必要性が身にしみますし、内容を理解できる能力につながるものです。

今回の方は、勤務されている所で、通訳される事がある、ということですから、業務で求められている分野に関する知識を広げる必要があるでしょう。それがある特定の業界であれば、今なら、インターネットでその企業のホームページで、日本語だけでなく英語の知識を仕入れるという事も可能でしょう。日本語理解には、背景知識が不可欠です。日本語英語に訳出する訓練を継続する一方で、自分が世の中の動きに敏感になること、常にアンテナをはりめぐらして、浅く広く様々な知識を得ようと心がけることも、通訳者になる上では大切な姿勢です。




資料請求・お問い合わせ
無料体験レッスン
レベルチェックテスト
受講申込書請求



 【ISSグループサイト】 通訳・翻訳のISS | 通訳・翻訳のISS人材派遣 | 
Copyright(C) ISS Institute All Rights Reserved.